ゆらまつ式

ITコンサルタントという、いずれなくなる職に就いてます。 @matsu_yurari

AIに監視されている毎日を送っています。

 
ゆらまつです。
 
 
去年、長年使っていたauを解約し、ソフトバンクに変えました。nexusを使ってみたくて。 
この時、iPhoneをはじめとしたジョブズの呪縛。略して「ジョ縛」から逃れ、ポップでちょっとゴチャゴチャしたデザインのAndroidに変わりました。
この感じ好きです。
 
 
Android、というかGoogleって、移動していると「〇〇駅にいますか?」「〇〇ビルにいますか?」って確認してくるんですよね。iPhoneのときはどんなだったか忘れちゃいましたが。
マーケティングのための情報収集が目的かな〜とか、周辺の便利な情報教えてくれるのかな〜思ってるんですが、たとえば、AIが行動を監視してるって考えると、なんか怖いですよね。
 
AIが、〇〇にいますか?って都度聞いて、学習してるんですよ。
私たちの行動パターンを。
 
シンギュラリティという言葉があります。
技術的特異点と言って、人工知能が人間の知能を追い越すことで起こりうる〜みたいな話です。
いつかやってくるんですよ、そういう日が。
 
 
イーロンマスクがAIの危険性を話して、それに対抗するように、マーク・ザッカーバーグがAIの有用性を説いてましたね。
ただ、その数日後、フェイスブックが作ってるAIが、独自の言語を使ってコミュニケーションをしているというニュースが話題になりました。
AIの世界において、バベルの塔は建設が始まってるのかもしれません。
あのニュース、デマらしいですけど。。
 
いつか、皆さんのスマートフォンから収集した行動パターンを参考に、どこぞのテロリストが、いつ、どこに対して攻撃すれば効率的か。なんてすぐ計算できちゃいますよね。
その攻撃してくる奴が、人間かAIか、わからないですが。
まさに「I,Robot」のVikiですよ。現代にサニーみたいなロボットはいませんが、反乱を起こすとしたらルンバですよね。iRobot社製だし。
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ブログ筆者が、現実世界の誰それである。と特定できない場合、
それを書いているのはAIではないということは、証明はできません。
 
いま、あなたが見ているこの記事は、AIが書いたのかもしれませんよ。
 
 
 
まぁ、そんなことは無いんですけどね。わたしは人間ですから。
ところでみなさん、いま、どこにいますか?
 
 
ゆらまつ

年上の女性と付き合うということ(ビッグ・フィッシュ編)

ゆらまつです。
 
先日、年上の女性に交際を申し込みました。
そして、お付き合いすることになりました。

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こんな感じの人です。イメージ。犬みたいな人ですね。
 
 
私は20代後半、そして彼女は30代前半です。男が年下のカップルなのですが、
年齢なんて関係ないですね。
僕が30歳になれば、彼女は35歳。
僕が40歳になれば、彼女は45歳。近づきますね。
 
 
ちなみに、ググったところ、年上の女性と付き合うのであれば、
5歳年上までならOKというのが多数派の意見だそうで。へー。
 
まぁ、私はともかく、彼女は結婚を考えまくっている年齢のはずなので、
20代後半の私なんかとお付き合いするのはどうなんでしょうね。
そういうことを踏まえると、色々と考えることはあり、正直どうしようか迷いました。
そう、だって男には戦うべき時と引き下がる時がありまして、
戦い続けるのは愚か者だけです。
でも、私は愚か者でした。
 
 
なんて。
ビッグ・フィッシュは大好きな映画です。
スペクターでのジェニーとの年齢の会話のシーン好きです。
あと「だが私は愚か者だった」というセリフ、カッコよすぎますよね。
それを下敷きに記事を書きました。なので事実とは乖離しています。
現実の私は1ミリも迷っていません。
 
ビッグフィッシュはいつ見ても楽しい映画ですね。
全てのシーンがユーモラスで、詩的な感じ。
そして必ず、そんなつもり無かったのに最後のシーンで泣いてしまいます。
 
私は、「泣かせたるで〜〜〜」って姿勢の映画は苦手なんです。
全米が泣いた」とか言われても知らんがなって感じで、私は見ないです。
「人が病気で死んで感動」というのをセールスポイントにした映画も
好きでは無いです。
 
ビッグフィッシュは、まぁ結果人が死ぬんですけど、
作品の注目ポイントはそこでは無いんですね。
お父さんの半生の面白さと、映像のファンタジーさ。
この2つが注目ポイントだと思っています。
しかし、最後にちょっとビックリな感じで、優しく泣かせてくれるので、
とても幸せな気分になります。
 
面白おかしく、そいてファンタジックに描かれるお父さんの半生のシーン。
それと交互に挟まれる現実のシーン。
バランスがとてもよく、全てのシーンが楽しめます。
 
 
映像はティムバートン特有の、独特なファンタジー感はあるものの、
ダークな感じではなくレトロです。
その感じがとても好きで、ティムバートンの映画に抵抗ある人にもオススメです。
私はステインボーイとか見ていたので、ティムバートン好きですけど。
 
ちなみにマリオンコティヤールのハリウッドデビュー作なんだそうで。
美しいですよね。
フランス人女優なら私はレアセドゥ派ですけどね。
 
 
 
 
そして私は、マッチングアプリを全て削除しました。
 
 
ゆらまつ

ナンパやパパ活を見ると恥ずかしくなる。

ゆらまつです。
 
先日銀座に行き、懐かしい友人と会ってきました。
久しぶりに現状に不満を抱えた、斜に構えたトークを繰り広げて参りました。
 
土曜日のことだったのですが、すごいですね、銀座は。
綺麗なお姉さんとスーツ着たお兄さんが、まぁーーーーーーーーナンパしよるね。
「え!てか目大きすぎて落ちちゃわない?大丈夫??」っていう文句が聞こえてきた時、お前は脳みそ落としちゃったんじゃない?大丈夫??って思っちゃいましたね。
まぁ、それくらいの勢いがないと、ナンパってのは成功しないんでしょうね。
 
誰かが誰かをナンパしている瞬間に立ち会ってしまうと、
なんだかすごく恥ずかしくなってしまいます。
ブログを書いている今だから「脳みそ落として〜」なんて軽口叩けますけど、
その文句を聞いた瞬間、めっちゃ恥ずかしくなって、早く立ち去りたかったです。
無情にも赤信号でしたが、そのライトに照らされるでもなく、
私の顔も赤くなっていました。
 
 
これは、一体何なんでしょうか。
 
共感性羞恥」という言葉をテレビでやっていました。
そのワードを聞いた瞬間、「これだ!!」と思ったのですが、
ちょっと違うんですよね。
共感性羞恥」とは、他人が恥をかくような場面を見た際、
自分も恥ずかしくなるというやつですね。
私のはそれではないんです。言ってる本人は恥ずかしくない(はず)ですから。
多分、テレビ見るキスシーンが恥ずかしいのと同じだと思うんですけど。
 
ただ、私の場合、普通の会話でも、恥ずかしいことが多いんですよね。
話しかけたいその人以外に話を聞かれるとか、そういうのがすごく恥ずかしいんですよね。
そういう自分の一面があるからか、会社の執務室なんかで大きい声で話す人を見ると
恥ずかしくなるんですよね。
 
何なんでしょうね。
 
 
ちなみに、顔を赤くしながら信号待ちをしている時、
横断歩道の向こうにお姉さんが立ってました。
ものすごく美人でした。
ちなみにそのお姉さん、2人組で振り付けみたいなのを軽く踊ってたんですよね。
twiceのTTを踊ってたんですよ!日本語詞で「気づかないふり やめて やめて」って
あの一番可愛いところを!!
うわーめっちゃ可愛いやん、羨ましいな。一緒にいる男どんなやつ?と思って見ると、
完全におっさんなんですよね。
渋くてカッコいい魅力あるおっさんじゃなくて、ガチおっさん。
いや、魅力あるおっさんもガチおっさんなんだけど、そういうことじゃなくて、
ガチでおっさん。
 
いやーーーーーあれは絶対パパ活だね。
 
そして私は、こういうのを見るのも恥ずかしくなってしまうんですよね。
パパ活にしか見えないあの感じ。
女の子ではなく、おっさんを見てると恥ずかしくなってしまうんですね。
私には何も関係ないけど。また顔が赤くなる、おかしいな信号はもう青なのに。
おっさんもわかってるよね?パパ活って見られてるって、
わかってるよね?気づかないふり、やめて!やめて!!
耳まで真っ赤になり、私の心のディスプレイは泣いている絵文字でした。
 
 
ただ単にウブなだけかな〜と思ってたんですが、そういうわけじゃないんですよね。
自分から知らない女の子に声かけることは恥ずかしくないですし。
333みたいな、他の男の視線を感じながら、女の子に声をかける場とか平気です。
 
 
ちなみに、そのおっさんと女性が親子だという説が全く思い浮かびませんでした。
恥ずかしいのは私の頭ですね。
脳みそ落としちゃってるんです。
 
 
 
あ、twiceみたいな女の子とパパ活と称して食事したりできるなら、羨ましいですね。
ジョンヨンとパパ活したいな〜
 
 
 
ゆらまつ

PCタイピングを極めてDAMチャンネルに出る。

ゆらまつです。
 
先日、フェスに行きました。
やっぱいいですよね。ライブって。
バンドのステージを見ていると、「うわ〜、私もあのステージ立ちたいな〜」ってなりますね。学生時代、バンドをやっていたのでライブを見ると毎回思います。
 
毎回思いますけど、何もせず20代後半になりました。
私は何をしているんだろう、毎日毎日バカみたいにPC叩いて。これ続けて、フェス出れるんですか。
私のエンターキーの「ッターーーン!!」という弾ける音は、どこまで極めたらレコード会社の目に止まりますか。今のところは、名刺持ってきてくれる人が腕組んで、私の演奏を聞いてるという場面は無いですけど。おかしいな〜。
 
でも、仮にそれで曲出したとして、「DAMチャンネルをご覧のみなさん」の後、どういう風に自己紹介すればいいんですか。「エンターキー担当のゆらまつです。」って言うんですか。まぁ言いますよね。
そしたら、MCの女の子に言われますよね。「エンターキーって何されてるんですか?」って。その女の子の純粋な好奇心を向けられて、私は、少し照れて言うんです。
「あの、曲中にPCのキーボードのエンターキーを叩いています。ッターーン!!って感じで。それがパーカッションとして曲にアクセントを。。。」
多分ここら辺まで言ったところで、涙目でしょうね。恥ずかしさで。
世間からは、給料泥棒と呼ばれることでしょう。
 
 
いや別にいいでしょ、エンターキーでも。
ルロイ・アンダーソンと言う作曲家を知っていますか?オーケストラの人なんですけど、タイプライターの音を作曲に使ってるんです。私たちはそこからヒントを得た、前衛的なバンドですよ。
あ、Hurra Torpedoというバンドはご存知ですか?メンバーの担当は冷蔵庫やコンロです。それで演奏しているんですよ。その流派として考えていただければといいです。現代の定型的なバンドサウンドに一石投じたいと思っていて。。。。。。
 
早口に、そう言うんでしょうね。多分もう泣いています。
 
ちなみに、そんなバンドバズると思います。一瞬だけ。2時間くらいなら。
色物を集めたフェスには出れそうです。学園祭の隅っこの教室とか。フェスって名前ついてたらもうフェスでしょ。
 
ただ、僕、メインボーカルをやりたいと思わないので、女性ボーカルを立てる必要があります。
MOSHIMOみたいな声のボーカルのバンドがいいですね。
奇しくも、今月はDAMチャンネルでMOSHIMOがピックアップされているらしいです。入れてくれよ。エンターキー叩くからさ。響き渡るよ。打鍵音。
連れてくよ、武道館。
 
ゆらまつ

嗜好が先かおっぱいが先か

最近、友人が転勤になりました。
連絡をとったところ、「こっちは巨乳が多い気がする。」とのこと。
更に「でも、俺がこの年で巨乳好きになって、巨乳の人しか見てないからかもしれない」と言ってました。
 
わかる〜!
 
私は、友人とは逆で、最近は胸に興味はないです。
でも確かに、まだ巨乳が好きだった頃に上京して来たわけなので、「東京は巨乳が集う国なのか…」と思った記憶があります。
巨乳まんだら王国とは、東京のことだったのかと思いました。
嘘です。
 
王国は、実在するバンドの名前です。そんなバンドがあるんです。これは本当。
 
その頃の私は、結局巨乳の人しか見てなかっただけなんですよね。他の人は視界に入っても意識しなかっただけで。
最近だと、街歩いてても「最近はスタイルのいい人が多くなったな〜」とか思うんですけど、それも結局、スタイルのいい人だけしか見てないだけなんですよね。
「今年の夏はノースリーブの女多くねえか。」という疑問についても、そればっか見てるだけなんです。
私の趣味嗜好に当てはまらない人が視界に入っても、脳内でタグ付けしていなかったんですよね。「巨乳」タグやら「ノースリーブ」タグなど。
 
 
 
 
なんか赤信号にひっかかるな〜って思う時は、青信号ですんなり進めた時をカウントしていないだけ。これと一緒です。
これを私は「赤信号理論」と勝手に呼んでいましたが、他に何かアカデミックな呼称があるんでしょう、ほんとは。
 
 
卵が先か鶏が先か。
嗜好が先かおっぱいが先か。
ということですね。
 
違うか。あれは原因と結果の話ですね。でも記事のタイトルにしましょう。
なんだか言いたくなる言葉なので、積極的に使っていこうと思います。
 

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ボツにした記事で載せようとした画像です。当記事の本文及び私の嗜好は関係ありません。
 
 
多分。
 
 
 
ゆらまつ



自己破壊は再び流行する(ファイトクラブ編)

ゆらまつです。
 
部屋の片付けをしていたら、学生時代に映画「ファイトクラブ」について書いたレポートが出て来ました。この映画、本当に大好きです。
怪しい世界観や、時代を捉えたストーリー。
そして、魅力的なタイラーダーデンというキャラクター。
それを見つめる「私」という主人公。
 
ちょっとこの映画についてお話します。
 
主人公の「私」は物語冒頭で、部屋の話をするんですね。
自分の部屋の家具をIKEAで揃えるんですけど、完全に他人の視線を意識した部屋の作り方をしてるんです。
What kind of dining set defines me as a person?
なんて言葉も出て来たりして。
「a person」ってのは、peopleから離脱した1人の人間としてのキャラクターって意味でしょうね。
1人の人間としてのキャラクターを確立するために、IKEAで家具を揃え、その部屋がいわゆる「私」となる。という他人の目を異常なまでに気にした設定になってるんですね。
 
部屋が爆破された時も、「あの部屋は僕自身だ」とか言っちゃったり、
「恥ずかしい、調味料はそろっているのに食べ物が無い。」と、目の前のショッキングな事件を差し置いて、他人の目を気にして調味料だけそろえて満足した自分を恥じているほど。
 
いや、その前に部屋の爆破についてリアクションやろ!!
 
現代で言うところのインスタ映えする部屋ってやつですかね。
 
 
 
その後出て来るタイラーダーデンという男は、主人公の「私」とは全く逆なキャラクターなんです。
「物質至上主義を拒否する!」なんて言っちゃって、他人の目を気にして部屋を物質的に満たしていた「私」とは真逆の男です。
 
めちゃめちゃカッコいい!!
もし、会社をクビになったら、しばらくはタイラーのように生きたいって思います。男なら必ず思うんじゃないですかね?
 
 
 
この2人の登場人物が、ファイトクラブという、地下ボクシンググループを設立します。

Fight Club wasn’t about winning or losing.

というセリフからわかるように、強さを誇示するようなマッチョイズムのためのクラブではないんですね。
おそらく、「私」の部屋同様、他人の視線を意識して着飾った私個人の《壁》のようなものを、相互の殴り合いで壊しているんだと思うんですよね。
「殴り合いもしないで本当の自分なんてわからない」と言ってファイトクラブは設立されますし、
self-improvement is masturbation. Now, self-destruction
というセリフがあるように、本当の自分をわからせる為の手段は「自己破壊」ですよ〜と言っちゃってます。
 
 
 
そのあとのシーンの、タイラーが「私」の右手に火傷させる時の傷跡、女性器っぽくないですか?
その時のセリフが、「痛み無に何も生み出せない」「神は父である」という感じ、なんか出産をイメージしてるのかなって思ったり。
自己破壊で本当の自分がさらけ出されたところで、儀式的な行為によって現行の社会から逸脱した存在として生まれ変わったのかなって思います。
実際、このシーンの後くらいから、ファイトクラブはどんどん現実社会へ侵攻を始めます。
そして軍隊を作って、既存の社会構造を破壊に向けて様々な活動をします。
その中で「私」の葛藤があり…
 
 
 
という感じの映画です。上記の分析(?)は学生時代のものです。
一部省略していますが、久々に読んでなるほどね〜って思いました。自分で書いておきながら。
 
にしても、タイラーダーデンは本当にカッコイイですね、今見てもカッコいい。
今はSNSの加速で、自己プロデュースがエグい時代なので、
時代に逆行したキャラクター像は、現代でも魅力的です。
 
 
今は自己破壊ではなくて、自己研鑽の時代なのかなって思います。
Youtuberやプロブロガーなる人たちのような、既存の雇用体系にとらわれない働き方の人たちが、一般社会に広く認識され始めて、そこへ向けて自己研鑽を実施する人たちが多いんじゃないかなって思ってます。
 
でも多分、自己破壊の時代はやって来ます。多分不況になるタイミングで。
オリンピック前後くらいかな〜と思っています。
そうなると、自己破壊を象徴するようなキャラクターや映画が大ヒットするんじゃないですか?
狙ったように、原作者のチャックパラニュークがファイトクラブの続編を書いてます。まだ読んでないですが、映画化しないかな。楽しみです。
 
 
自己破壊の時代が来ると、日本人は既存の雇用体系(終身雇用とか)を維持した企業に戻り始めると思います。
自己破壊ブームで、既存の雇用体系に戻るのは、社会構造の破壊を目指したファイトクラブのストーリーとは逆です。
でも、日本の企業は軍隊っぽいので、個としての「私」を壊すには一番でしょう?
 
 
 
ゆらまつ

映画館での笑い声について(ベイビードライバー編)

ゆらまつです。

 

ベイビードライバーを見に行きました。2回目です。

エドガーライト監督の映画は結構見ていますが、この監督の「映画好きなんだろうな」と思える小ネタと、映画後半に必ずある疾走感のある展開がたまらなく好きです。

ホットファズとかも、同じ感じでしたね。あの映画も大好きです。

ということで、もう一回見ておきたいなと思って映画館に行きました。

 

 

映画が始まって、楽しんで見ていたのですが、どうも様子がおかしいのです。

私と同じ列に座った人が、クスクス笑い始めました。

まぁでも、声も小さいし、特に気にしていませんでした。

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しかし、気にしないわけにはいかなくなりました。

彼は、映画中めちゃめちゃ笑う人だったのです!!

 

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まぁ、いいでしょう。映画館は笑っていいものなんだって、昔タモリが言っていました。多分、海外ではそうなんでしょう。シットコムみたいに。

 

でも、なんだか違和感があるな〜〜なんて思っていたら!!!

 

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2人組だったのですね。

 

 

まぁ、いいでしょう。多分、映画通なんでしょうね。

「映画館は笑ってもいい、海外ではそう。映画とはそう楽しむもの。」と思ってるのかな。それには反対はしないです。全然いいと思います。無問題。作品はリアクションあってこそだと思います。

ただ、やっぱり違和感があったんですね…

 

 

 

 

ちなみに、ベイビードライバーには、映画好きがニヤニヤしてしまうシーンがいくつかあります。

例えば、ハロウィンマスクのシーン。

強盗を働くため、映画ハロウィンのマスクを準備するのですが、ハロウィンの登場人物名を使って、「マイク・マイヤーズのマスクを準備」と指示するんですね。

それを受けて、アジア系のメンバーが誤って「マイク・マイヤーズ」という俳優が演じた、オースティンパワーズのマスクを持って来てしまうんですね。

 

「ハロウィン(映画)のマスクだよ!!」「ハロウィン(行事)のマスクじゃん!」みたいなやりとりもあって、非常に面白いんですね。

 

 

そのシーンで私は、今日は同じ列に映画通の2人も座っているわけで、「今日はそういう日なんだな」と、思い切って笑うことにしました。

 

 

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出し抜かれました。

 

 

私は彼らが、映画好きで、映画を見まくって、映画を論じ過ぎた故に、「映画館は笑うことが普通。グローバルスタンダード」という話をどこかしらから拾ってきて、笑うことを決めたんだと思っていました。

しかし、彼らは「ただ笑っていただけ」なんですね。

 

 

ここで、私は自分が感じていた違和感についてちょっと考えました。

彼らは、特に面白いシーンでもないのに爆笑していました。これが違和感の原因でした。

そして私は、彼らに対して「映画通ではなく、海外では映画館は笑ってもいい!という事実を知ってることを、周りにアピールしたいだけでは???」と思い始めてしまいました。

もしくは、「とんでもなく沸点が低い??」

 

後者であることを祈ると同時に、同情します。

なぜなら、彼らの腹筋は、映画を見るたびに相当の負荷がかかってしまうわけですから、同情せざるを得ないです。きっとベイビードライバー後も6パックでしょう。

映画館を出る際には、オーディエンスから「キレてる!」「ナイスバルク!!」と褒められるわけです。そうなれば、さっきまで見てた映画なんて忘れちゃいますよね。

 

「あの映画どうだった?」って聞かれても「ナイスバルクって言われた。」ってなっちゃいますよね。支離滅裂です。対人関係にも支障が出ます。

 

後日、友人にあっても「ベイビードライバーどうだった?」「腹筋割れるくらい面白かった。ほら!」ってな感じで、内容よりも腹筋の大きさでレビューし始めるはずです。そのユニークな手法で、一躍有名になって、お願いランキングあたりでコーナーレギュラーを持つでことしょう。

 

 

前者なら「半可通」という烙印を、その割れた腹筋に押してあげましょう。

半可通とは、通ぶってるやつのことです。

 

 

まぁ、映画館で笑ってもいいとは思いますけどね。私はニヤニヤ派ですけど。

 

 

それはそうと、ベイビードライバーは本当に面白かったです。

エドガーライト監督のホットファズが好きな人にはおすすめです。

Chemical BrothersのStar GuitarのMVのアイデアが好きな人とかも、楽しめると思います。

 

ゆらまつ