大人は褒めてくれない
休暇中、体調が回復しつつあるころ、仕事と向き合った。
振り返っていて気づいたが、入社以来、上司から褒められたことが全然ない。
褒めてよ。
何歳になっても「えらい!」って言われたい。
そういえば、休暇中に別の上司に言われたことがあった。
「ゆらまつ君は、海外の案件やってみたら? 外国人は結構7割出来ればOKみたいな感覚で仕事してるよ。」
そうなんだ。
全ての外国がそうであるとは言えないだろうが、
日本みたいに「10割目指して、さらにリスクヘッジを・・・」みたいな考えはないのか。なるほど。
日本では、リスクヘッジ案を含めて、10割以上のものを出さないといけないんだから、褒めてる暇なんて無いか。
暇もないし、10割を超えるところがゴールなんだから、そもそも私が作った1次成果物に褒めるところなんてないよな。
ちなみに、その上司にはこうも言われた。
「海外の人たちは、7割程度の仕事をゴールとしているから、必然的に労働時間が短くなるんよ。労働時間を短くするかを考えた結果、ゴールを7割にしてるとも言えるかな。俺が行ったところは、そう見えたよ。」
ふーん、そうなんだ。
じゃあ、最近労働時間の適正化施策をいろんな企業で導入しているけど、
そもそも仕事のゴールに対する考え方を変えないで、労働時間の適正化だけ実施しようと言うのは、根本解決になっていないんだ。
なるほどな。
ああ、褒めてくれる人って世の中にいないのかな。
最近褒められたのって、企画物AVの中の幼稚園の先生くらいなんだけど。
幼稚園カフェとか出来ないかな。褒められに行くのに。
ゆらまつ