AV女優は日常に潜んでいるという話
ゆらまつです。
今の企業に就職する前にビジネスホテルで働いていたことを、ふと思い出しました。
フロント業務です。予約とったり、チェックインしたりしてました。
部屋の予約は、企業でごっそり予約しているとかもあるんですね。いろんな企業が予約されていました。
その企業の中にたまーに、エージェンシーとか、プロモーションとか、なんか芸能事務所っぽい企業名がありました。まぁ、特に気にしてはなかったんですが。
ある日夜勤をしていたら、予約表を見ながら先輩が私に言うのです。
「その企業、AV女優の事務所だよ」
私は急に言われたので、かなりドキドキしてしまいました。
冷静を装いましたが、湧き上がる感情には抗えませんでした。
「顔を見たい。」
その場では気にしていない素振りをしましたが、日常においてAV女優を生で見ることすらなかなかないですし、加えて、OFFモードなわけですから。素の状態のAV女優なんて見たいに決まってます!
その後、チェックイン業務になかなか身が入らず、ミスを連発してしまいました。恥ずかしながら。
そして、ついにその時がやってきました。女優さんがチェックインしにきたのです。
興奮を抑えつつ、私は他社員とアルバイトを押しのけ、チェックイン業務を勝ち取りました。
というか、夜間のピークを超えた時間帯は、誰も業務をやりたがらないので、余裕で勝ち取れました。なんというラッキー。もしかして先輩方は、見飽きているのかな…
そして、私は女優さんと対面しました。
フツーの女の子でした。
実際、その後何度もAV女優さんのチェックインを担当したのですが、女優さんは全くもってフツーの女の子なんですね。怪しさとか妖艶さなんてものは全く無かったです。
もちろん、有名な女優さんが、安いビジネスホテルなんかに来るはずもなく、まだまだ駆け出しの女優さんなんでしょうけど、それにしてもフツーでした。
何なら、醸し出す「怪しさ」で言うと、たまに来る地下アイドルの少女2人とマネージャーらしきおっさんの方が、十二分に怪しかったです。マネージャーの彼は、何度職質に会ったんだろうと思ってしまうほどでした。
「宿題して明日は学校遅刻せず行くんだよ」と言い残して去って行くマネージャーを初めて見た時は、「家出少女を連れた、その現場の後なんじゃねーの?これ現行犯?逮捕???」なんて思ったものです。
なお、それに比べてAV女優さんは、あまりにもフツーすぎて、「数時間前まで撮影してたのか〜」と思うことはあっても、それ以上何か思うことはなかったです。AV女優は日常に、気付かないように潜んでるもんなんだな。と結論付けました。
なんかそう考えると、新宿とか渋谷で隣を歩いている女の子が、AVに出てるのかもしれないのですよね。
逆も然りで、男もそうですよね。
昔、街を歩いていたら、AV男優の勧誘を受けたこともありました。後に、IT企業に務めるフツーの一般男性である私がです。
私の友人も同じく勧誘を受けたそうです。彼もIT企業へ就職しました。
IT企業社員は、AV男優っぽい見た目が多いのかな…
なんかそう思えば、みーんなAV男優っぽいんだなと思えて、職場のムカつく上司の大声とかどうでもよくなりましたね。喘ぎ声もこの調子なのかなとか考えちゃって。最近の言葉でいうなら、オススメのライフハックですね。いやライフ○ァックですね。AVだけに。
最近、いい年にもなってきたので、マッチングアプリとかで女性と会ってるんですが、「AV女優は日常に、気付かないように潜んでる」んですよね。。。
まぁ、私は別にそれでもいいですけどね。わからないようにしてくれれば。だって私も、見た目だけならAV男優ですしね。
ゆらまつ
ハンバーガーとの刹那の逢瀬
マックの限定メニュー、ペッパーチーズダブルビーフを忘れられない。
2005年に私の前に颯爽と現れ、私の心を掴んで未だに離さない。と言うか胃袋を掴んで離さない。それが女性なら結婚したいくらい衝撃的だった。
バンズに挟まれた2枚のビーフ、ペッパーが効いているソース。チーズ。美味い。
今でこそ、アメリカっぽいパンチのあるハンバーガーが、そこかしこに存在しているが、ペッパーチーズダブルビーフの登場は、当時の私には衝撃的だった。
当時、何の気なしに注文したが、一口食べた時の衝撃が忘れられず、販売期間中は毎週マックへ行ってペッパーチーズダブルビーフを食べていた。
逢瀬を重ねていたわけだ。通い婚だ。
大人になった今も忘れられてない。一番好きなマックのメニューの話になると、ふと思い出す。
と思ったけど、いい大人が「一番好きなマックのメニューは〜?」という小学校の休み時間みたいな話題になるわけが無かった。1人で勝手に思い出してるだけだ。
玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする
ペッパーチーズダブルビーフを食べたい。
というか会いたい。会えればもういい。
大人は褒めてくれない
休暇中、体調が回復しつつあるころ、仕事と向き合った。
振り返っていて気づいたが、入社以来、上司から褒められたことが全然ない。
褒めてよ。
何歳になっても「えらい!」って言われたい。
そういえば、休暇中に別の上司に言われたことがあった。
「ゆらまつ君は、海外の案件やってみたら? 外国人は結構7割出来ればOKみたいな感覚で仕事してるよ。」
そうなんだ。
全ての外国がそうであるとは言えないだろうが、
日本みたいに「10割目指して、さらにリスクヘッジを・・・」みたいな考えはないのか。なるほど。
日本では、リスクヘッジ案を含めて、10割以上のものを出さないといけないんだから、褒めてる暇なんて無いか。
暇もないし、10割を超えるところがゴールなんだから、そもそも私が作った1次成果物に褒めるところなんてないよな。
ちなみに、その上司にはこうも言われた。
「海外の人たちは、7割程度の仕事をゴールとしているから、必然的に労働時間が短くなるんよ。労働時間を短くするかを考えた結果、ゴールを7割にしてるとも言えるかな。俺が行ったところは、そう見えたよ。」
ふーん、そうなんだ。
じゃあ、最近労働時間の適正化施策をいろんな企業で導入しているけど、
そもそも仕事のゴールに対する考え方を変えないで、労働時間の適正化だけ実施しようと言うのは、根本解決になっていないんだ。
なるほどな。
ああ、褒めてくれる人って世の中にいないのかな。
最近褒められたのって、企画物AVの中の幼稚園の先生くらいなんだけど。
幼稚園カフェとか出来ないかな。褒められに行くのに。
ゆらまつ
タトゥーを入れて粋がりたいという気持ち
ゆらまつです。
タトゥーに憧れがあるんです。
タトゥーを入れてみたいと、ずっと思っています。
手首に。
手首の内側に。
手首の内側に小さめの星を。
友達から飲み会の会費を受け取る時、
ちらっと見せて、「あれ?」って言われたい。
写真を撮る時ピースして、現像した時に、
「あれ?こんなんあったっけ?」って言われたい。
料理を振る舞う時、フライパンを持つ手からチラっと見せたい。
そして、「若気の至りで」って答えたい。
ただ、生活に支障がありすぎる。
最悪、仕事クビになる。
プライベートで粋がるための、天秤のもう片方が重すぎる。
そこに、一筋の光が差した。
ジャグアタトゥーというフェイクタトゥーの存在を知った。
2週間〜1ヶ月で落ちるらしい。
これは買った。届くのを心待ちにしている。
早くやりたい。
タクシー捕まえる時に、あえて低めに手をあげて
隣の友達に、「あ!」って言われたい。
別に、それでモテるとは思ってない。
手元のアクセサリーが好きで、その延長でタトゥーを入れたいだけ。
だから、手首以外に入れたいと思わない。
でも、それがきっかけで女の子と喋ったりは、したい。
ゆらまつ