ゆらまつ式

ITコンサルタントという、いずれなくなる職に就いてます。 @matsu_yurari

乳首の大運動会という能力で街を救う(アベンジャーズ編)

ゆらまつです。

 

アベンジャーズ インフィニティウォーを見てきました。

 

ガーディアンズオブギャラクシーの面々が、ソーと、キャプテンと、アイアンマンと共闘するなんて、非常に嬉しい限りですね。

 

ガーディアンズオブギャラクシーは、サノスと切っても切れないストーリー展開をしていたので、妥当といえば妥当ですが。
ただ、その他のヒーロー達は、ソー以外は宇宙とは縁遠かったので、新鮮でしたね。

 

 

 

レッドスカル出てきましたね。

 

 

 

あと、ポストクレジットはそんなにサプライズはなかったでしたね。知ってたし。
ファンタスティックフォーあたりの権利を回収してくるかと思いました。
もしくは、現実改編実績のあるX-MEN(旧)とか。

 

 

話は変わりまして、映画を見終わったあと繁華街を歩いていたら、いかがわしい店の人から声をかけられました。

 

「お兄さん、どうですか?乳首の大運動会やってください!」

 

思わず想像してしまいましたね。
エロい想像でなく、しっかり乳首が運動会をしているところを。

 

棒倒しするんですかね。何の棒でしょうか。
玉入れするんですかね。何の玉でしょうか。

 

ま、興味はなかったといえば嘘になりますが、行く気はなかったので無視していると、

 

「どうですか?お願い致します!この街を助けてください!」

 

なんなんだ。
乳首の大運動会をしたら、街が救われるんか。
アベンジャーズになれるんか。
つまり、私の能力は乳首の大運動会を開催できるということか。出来ません。そんな力ありません。

 

でも、思い返すと、お兄さんは「乳首の大運動会どうですか?」と提供してるわけではなく、「乳首の大運動会やってください!」とこちらに依頼してきていました。


つまりそれは、やはり私にそんな力が。。。

 

 

 

だせぇ。。

 

 

そんなヒーローなら身を潜めますね。
いやむしろ、己の欲望のために使いまくるかもしれません。

 

 

ところで、アベンジャーズ面白かったです。
もう来年新作だそうで。是非。
ドクターストレンジだけは見た方がいいかもですね。何その緑の能力ってなりかねないので。

ハブられてたガーディアンズオブギャラクシーが合流するので、そちらも見てた方が高まります。

 

 

ゆらまつ

ジブリを見ない人生。

ゆらまつです。
 
高橋一生と撮られましたね。
 
二人でどんな恋愛してるんでしょう。
耳をすませばよろしく、あんな爽やか、こんな爽やかをやってるんでしょうか。
 
例えば…
 
その
 
 
あー
 
 
 
私、耳をすませば見たことないですね。
 
あれ、おかしいな。導入は知ってるんですが。
 
 
 
思えば、ジブリ作品ってそんなに詳しくないですね。
見たことあるのは、千と千尋の神隠し
これはさすがに見ましたね。映画館で。
あとラピュタ。感動しましたね。
あと、もののけ姫。これは2014年くらいに見ました。
 
 
 
 
以上
 
 
 
 
トトロとか全部見たか、あやしいです。
魔女の宅急便。ジジと話せなくなってからわかりません。
ナウシカ。見てないのであまりよくわかりません。on your markは見ました。
紅の豚。紅茶煮豚の話です。
 
その他は言うまでもなく見てません。
コクリコ坂は見ましたけど、忘れました。
最近のジブリ作品のなかでも1、2を争うくらい忘れられてるんじゃないでしょうか。
 
結局のところ、金土日ロードショー全盛期を過ごしてきたので、いつかやるだろと思って、ちゃんと見なかったんですよね。だいたい風呂入って。
そういう人多いと思います。大人になるってそう言うことでしょうか。
大人になるとは忘れること。大人になるとは諦めること。
 
 
でも、猫の恩返しは見ましたね!
あれは良いですよ。
ハルちゃん。かわいい。
バロン。かっこいい。
 
物語は、普通の女子高生ハルちゃんが、ひょんなことから猫の世界へ迷い混んでしまい、アパホテルを予約させられるという。。
 
 
あ~思い出汚された~!!
 
 
昨今の不倫騒動に、特になんとも思わないですが、作品で思い出しちゃうから加熱報道は控えて欲しいですね。
 
 
あ、上記on your markというのはですね、ナウシカの続き(か、前日譚)と言われていて、簡単に説明すると、汚染された世界で、自分も汚染されてるかもしれないので、尿検査されるんですけど、お茶とすり替えて。。
 
 
あ~!!!思い出!!!
 
 
 
困ったもんです。
 
 
最近やっと、ゲスの極み乙女聞いてもベッキーのこと思い出さなくなりました。
 
 
 
ゆらまつ

年上の女性と付き合うということ(ビッグ・フィッシュ編)

ゆらまつです。
 
先日、年上の女性に交際を申し込みました。
そして、お付き合いすることになりました。

f:id:sleepingbull:20171022193411p:image

こんな感じの人です。イメージ。犬みたいな人ですね。
 
 
私は20代後半、そして彼女は30代前半です。男が年下のカップルなのですが、
年齢なんて関係ないですね。
僕が30歳になれば、彼女は35歳。
僕が40歳になれば、彼女は45歳。近づきますね。
 
 
ちなみに、ググったところ、年上の女性と付き合うのであれば、
5歳年上までならOKというのが多数派の意見だそうで。へー。
 
まぁ、私はともかく、彼女は結婚を考えまくっている年齢のはずなので、
20代後半の私なんかとお付き合いするのはどうなんでしょうね。
そういうことを踏まえると、色々と考えることはあり、正直どうしようか迷いました。
そう、だって男には戦うべき時と引き下がる時がありまして、
戦い続けるのは愚か者だけです。
でも、私は愚か者でした。
 
 
なんて。
ビッグ・フィッシュは大好きな映画です。
スペクターでのジェニーとの年齢の会話のシーン好きです。
あと「だが私は愚か者だった」というセリフ、カッコよすぎますよね。
それを下敷きに記事を書きました。なので事実とは乖離しています。
現実の私は1ミリも迷っていません。
 
ビッグフィッシュはいつ見ても楽しい映画ですね。
全てのシーンがユーモラスで、詩的な感じ。
そして必ず、そんなつもり無かったのに最後のシーンで泣いてしまいます。
 
私は、「泣かせたるで〜〜〜」って姿勢の映画は苦手なんです。
全米が泣いた」とか言われても知らんがなって感じで、私は見ないです。
「人が病気で死んで感動」というのをセールスポイントにした映画も
好きでは無いです。
 
ビッグフィッシュは、まぁ結果人が死ぬんですけど、
作品の注目ポイントはそこでは無いんですね。
お父さんの半生の面白さと、映像のファンタジーさ。
この2つが注目ポイントだと思っています。
しかし、最後にちょっとビックリな感じで、優しく泣かせてくれるので、
とても幸せな気分になります。
 
面白おかしく、そいてファンタジックに描かれるお父さんの半生のシーン。
それと交互に挟まれる現実のシーン。
バランスがとてもよく、全てのシーンが楽しめます。
 
 
映像はティムバートン特有の、独特なファンタジー感はあるものの、
ダークな感じではなくレトロです。
その感じがとても好きで、ティムバートンの映画に抵抗ある人にもオススメです。
私はステインボーイとか見ていたので、ティムバートン好きですけど。
 
ちなみにマリオンコティヤールのハリウッドデビュー作なんだそうで。
美しいですよね。
フランス人女優なら私はレアセドゥ派ですけどね。
 
 
 
 
そして私は、マッチングアプリを全て削除しました。
 
 
ゆらまつ

自己破壊は再び流行する(ファイトクラブ編)

ゆらまつです。
 
部屋の片付けをしていたら、学生時代に映画「ファイトクラブ」について書いたレポートが出て来ました。この映画、本当に大好きです。
怪しい世界観や、時代を捉えたストーリー。
そして、魅力的なタイラーダーデンというキャラクター。
それを見つめる「私」という主人公。
 
ちょっとこの映画についてお話します。
 
主人公の「私」は物語冒頭で、部屋の話をするんですね。
自分の部屋の家具をIKEAで揃えるんですけど、完全に他人の視線を意識した部屋の作り方をしてるんです。
What kind of dining set defines me as a person?
なんて言葉も出て来たりして。
「a person」ってのは、peopleから離脱した1人の人間としてのキャラクターって意味でしょうね。
1人の人間としてのキャラクターを確立するために、IKEAで家具を揃え、その部屋がいわゆる「私」となる。という他人の目を異常なまでに気にした設定になってるんですね。
 
部屋が爆破された時も、「あの部屋は僕自身だ」とか言っちゃったり、
「恥ずかしい、調味料はそろっているのに食べ物が無い。」と、目の前のショッキングな事件を差し置いて、他人の目を気にして調味料だけそろえて満足した自分を恥じているほど。
 
いや、その前に部屋の爆破についてリアクションやろ!!
 
現代で言うところのインスタ映えする部屋ってやつですかね。
 
 
 
その後出て来るタイラーダーデンという男は、主人公の「私」とは全く逆なキャラクターなんです。
「物質至上主義を拒否する!」なんて言っちゃって、他人の目を気にして部屋を物質的に満たしていた「私」とは真逆の男です。
 
めちゃめちゃカッコいい!!
もし、会社をクビになったら、しばらくはタイラーのように生きたいって思います。男なら必ず思うんじゃないですかね?
 
 
 
この2人の登場人物が、ファイトクラブという、地下ボクシンググループを設立します。

Fight Club wasn’t about winning or losing.

というセリフからわかるように、強さを誇示するようなマッチョイズムのためのクラブではないんですね。
おそらく、「私」の部屋同様、他人の視線を意識して着飾った私個人の《壁》のようなものを、相互の殴り合いで壊しているんだと思うんですよね。
「殴り合いもしないで本当の自分なんてわからない」と言ってファイトクラブは設立されますし、
self-improvement is masturbation. Now, self-destruction
というセリフがあるように、本当の自分をわからせる為の手段は「自己破壊」ですよ〜と言っちゃってます。
 
 
 
そのあとのシーンの、タイラーが「私」の右手に火傷させる時の傷跡、女性器っぽくないですか?
その時のセリフが、「痛み無に何も生み出せない」「神は父である」という感じ、なんか出産をイメージしてるのかなって思ったり。
自己破壊で本当の自分がさらけ出されたところで、儀式的な行為によって現行の社会から逸脱した存在として生まれ変わったのかなって思います。
実際、このシーンの後くらいから、ファイトクラブはどんどん現実社会へ侵攻を始めます。
そして軍隊を作って、既存の社会構造を破壊に向けて様々な活動をします。
その中で「私」の葛藤があり…
 
 
 
という感じの映画です。上記の分析(?)は学生時代のものです。
一部省略していますが、久々に読んでなるほどね〜って思いました。自分で書いておきながら。
 
にしても、タイラーダーデンは本当にカッコイイですね、今見てもカッコいい。
今はSNSの加速で、自己プロデュースがエグい時代なので、
時代に逆行したキャラクター像は、現代でも魅力的です。
 
 
今は自己破壊ではなくて、自己研鑽の時代なのかなって思います。
Youtuberやプロブロガーなる人たちのような、既存の雇用体系にとらわれない働き方の人たちが、一般社会に広く認識され始めて、そこへ向けて自己研鑽を実施する人たちが多いんじゃないかなって思ってます。
 
でも多分、自己破壊の時代はやって来ます。多分不況になるタイミングで。
オリンピック前後くらいかな〜と思っています。
そうなると、自己破壊を象徴するようなキャラクターや映画が大ヒットするんじゃないですか?
狙ったように、原作者のチャックパラニュークがファイトクラブの続編を書いてます。まだ読んでないですが、映画化しないかな。楽しみです。
 
 
自己破壊の時代が来ると、日本人は既存の雇用体系(終身雇用とか)を維持した企業に戻り始めると思います。
自己破壊ブームで、既存の雇用体系に戻るのは、社会構造の破壊を目指したファイトクラブのストーリーとは逆です。
でも、日本の企業は軍隊っぽいので、個としての「私」を壊すには一番でしょう?
 
 
 
ゆらまつ

映画館での笑い声について(ベイビードライバー編)

ゆらまつです。

 

ベイビードライバーを見に行きました。2回目です。

エドガーライト監督の映画は結構見ていますが、この監督の「映画好きなんだろうな」と思える小ネタと、映画後半に必ずある疾走感のある展開がたまらなく好きです。

ホットファズとかも、同じ感じでしたね。あの映画も大好きです。

ということで、もう一回見ておきたいなと思って映画館に行きました。

 

 

映画が始まって、楽しんで見ていたのですが、どうも様子がおかしいのです。

私と同じ列に座った人が、クスクス笑い始めました。

まぁでも、声も小さいし、特に気にしていませんでした。

f:id:sleepingbull:20171008180724p:plain

 

しかし、気にしないわけにはいかなくなりました。

彼は、映画中めちゃめちゃ笑う人だったのです!!

 

f:id:sleepingbull:20171008181032p:plain

 

まぁ、いいでしょう。映画館は笑っていいものなんだって、昔タモリが言っていました。多分、海外ではそうなんでしょう。シットコムみたいに。

 

でも、なんだか違和感があるな〜〜なんて思っていたら!!!

 

f:id:sleepingbull:20171008181256p:plain

2人組だったのですね。

 

 

まぁ、いいでしょう。多分、映画通なんでしょうね。

「映画館は笑ってもいい、海外ではそう。映画とはそう楽しむもの。」と思ってるのかな。それには反対はしないです。全然いいと思います。無問題。作品はリアクションあってこそだと思います。

ただ、やっぱり違和感があったんですね…

 

 

 

 

ちなみに、ベイビードライバーには、映画好きがニヤニヤしてしまうシーンがいくつかあります。

例えば、ハロウィンマスクのシーン。

強盗を働くため、映画ハロウィンのマスクを準備するのですが、ハロウィンの登場人物名を使って、「マイク・マイヤーズのマスクを準備」と指示するんですね。

それを受けて、アジア系のメンバーが誤って「マイク・マイヤーズ」という俳優が演じた、オースティンパワーズのマスクを持って来てしまうんですね。

 

「ハロウィン(映画)のマスクだよ!!」「ハロウィン(行事)のマスクじゃん!」みたいなやりとりもあって、非常に面白いんですね。

 

 

そのシーンで私は、今日は同じ列に映画通の2人も座っているわけで、「今日はそういう日なんだな」と、思い切って笑うことにしました。

 

 

f:id:sleepingbull:20171008184314p:plain

出し抜かれました。

 

 

私は彼らが、映画好きで、映画を見まくって、映画を論じ過ぎた故に、「映画館は笑うことが普通。グローバルスタンダード」という話をどこかしらから拾ってきて、笑うことを決めたんだと思っていました。

しかし、彼らは「ただ笑っていただけ」なんですね。

 

 

ここで、私は自分が感じていた違和感についてちょっと考えました。

彼らは、特に面白いシーンでもないのに爆笑していました。これが違和感の原因でした。

そして私は、彼らに対して「映画通ではなく、海外では映画館は笑ってもいい!という事実を知ってることを、周りにアピールしたいだけでは???」と思い始めてしまいました。

もしくは、「とんでもなく沸点が低い??」

 

後者であることを祈ると同時に、同情します。

なぜなら、彼らの腹筋は、映画を見るたびに相当の負荷がかかってしまうわけですから、同情せざるを得ないです。きっとベイビードライバー後も6パックでしょう。

映画館を出る際には、オーディエンスから「キレてる!」「ナイスバルク!!」と褒められるわけです。そうなれば、さっきまで見てた映画なんて忘れちゃいますよね。

 

「あの映画どうだった?」って聞かれても「ナイスバルクって言われた。」ってなっちゃいますよね。支離滅裂です。対人関係にも支障が出ます。

 

後日、友人にあっても「ベイビードライバーどうだった?」「腹筋割れるくらい面白かった。ほら!」ってな感じで、内容よりも腹筋の大きさでレビューし始めるはずです。そのユニークな手法で、一躍有名になって、お願いランキングあたりでコーナーレギュラーを持つでことしょう。

 

 

前者なら「半可通」という烙印を、その割れた腹筋に押してあげましょう。

半可通とは、通ぶってるやつのことです。

 

 

まぁ、映画館で笑ってもいいとは思いますけどね。私はニヤニヤ派ですけど。

 

 

それはそうと、ベイビードライバーは本当に面白かったです。

エドガーライト監督のホットファズが好きな人にはおすすめです。

Chemical BrothersのStar GuitarのMVのアイデアが好きな人とかも、楽しめると思います。

 

ゆらまつ